“愛嬌”だけでなく、いまや度胸もバイタリティーも、女性ライター優位の時代です。
『パリのすてきなおじさん』は、「無類のおじさんコレクター」を自認する著者が、2週間かけて、ファーブルよろしく採集したパリのおじさん記。現地在住40年のジャーナリスト広岡裕児氏を案内役に、「このおじさんのはなしを聞いたらおもしろそう」という持ち前の勘をはたらかせ、果敢にインタビュー&スケッチを試みます。総勢67人ですから、多彩にして壮観。

『パリのすてきなおじさん』
金井真紀・文と絵/広岡裕児・案内
1600円(柏書房)
ワイン片手に、街角のパリジャンのシャンソンに耳を傾けている趣がある。聞き手を得たことばが生き生きと響いてくる。
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