いったん寝付けたと思ったら夜中にトイレに起きたり、朝早くに目が覚めてしまったりする──。加齢に伴って、こうした浅い眠りに悩まされてはいないだろうか。睡眠トラブルに詳しい日本大学医学部精神医学系の内山真主任教授は、「中途覚醒と早朝覚醒は年を取るほど増えることが分かっています」と話す。
成人2559名を対象にした内山主任教授らの調査によると、週に3回以上中途覚醒がある人は、40~50代が10%台だったのに対して60歳以上は男女平均で21.2%になる(グラフ参照)。中でも多いのは尿意で目が覚めるケースだ。若い頃はいったん眠ってしまえば朝まで目が覚めなかったものだが、中高年は夜中にトイレに起きることが珍しくなくなる。
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