越境と新領域開拓がカギ九州を元気にして電気拡販

池辺 和弘[いけべ・かずひろ]
1958年2月生まれ。81年に東京大学法学部を卒業後、九州電力に入社。16年執行役員、17年取締役、18年6月から現職。大分県出身。60歳。(写真=諸石 信)

 経営企画が長かったので、会社のかじ取りには慣れているつもりでした。でも社長になると、電気を流すことに対する責任感の重さが全く違いました。特に今年は台風など自然災害が多く、電気の安定供給では綱渡りを迫られました。経営企画部門だったら、停電範囲を限定できれば評価されるでしょう。しかし社長は、200戸の停電でも大きな責任を問われます。