市場の変化、いち早く対応
ブランド維持にこだわりを

<b>[さいとう・えつろう]1977年明治大学政治経済学部卒、ゼネラル(現富士通ゼネラル)入社。2015年6月社長就任。休日はゴルフや畑仕事をしながら過ごすアウトドア派。新潟県出身。61歳。</b>(写真=陶山 勉)
[さいとう・えつろう]1977年明治大学政治経済学部卒、ゼネラル(現富士通ゼネラル)入社。2015年6月社長就任。休日はゴルフや畑仕事をしながら過ごすアウトドア派。新潟県出身。61歳。(写真=陶山 勉)

 入社以来、計34年間海外事業を担当しています。シンガポール、香港などに駐在し、インドや中国、バングラデシュなどの新興各国を飛び回って家庭用エアコンなどを販売してきました。この34年間で感じたのは、ブランド力を維持することの難しさです。

 1980年代の駐在直後は、新興国のどこへ行っても「ジャパンブランド」への憧れや、日本のビジネスマンに対する敬意を、消費者や取引先などから強く感じられました。しかし、バブル崩壊以降はその輝きは徐々になくなり、今はジャパンブランドの地盤沈下が懸念されています。私はそれを防ぐために、顧客の立場に立って物事を考え、いち早く満足を与えることが重要だと考えています。