「挑戦心」というDNA もう一度ハンズらしさを

<b>きむら・せいいち </b><br>1981年慶応義塾大学法学部卒、東急不動産入社。93年東急ハンズ出向。店舗開発に長く携わる。2011年取締役執行役員。17年4月から現職。宮城県出身。59歳。(写真=北山 宏一)
きむら・せいいち
1981年慶応義塾大学法学部卒、東急不動産入社。93年東急ハンズ出向。店舗開発に長く携わる。2011年取締役執行役員。17年4月から現職。宮城県出身。59歳。(写真=北山 宏一)

 私は、歴代社長の中で唯一、「エプロンをつけたことのある社長」といわれています。1993年に親会社の東急不動産から出向して20年以上、東急ハンズで仕事をしてきました。店舗でフロアマネージャーとして働いていたときは、エプロンをつけてフロアを巡回し、レジを打つこともありました。歴代社長は東急不動産出身ですが、私のように長くハンズで働いた人はいません。

 転機となったのは、2003年に川崎店の開業を手掛けたことです。当社は従来、東京・渋谷や池袋にあるような大型店が主流でした。店舗面積が5000m2あるような店舗です。当時は、デベロッパーから小型店の出店依頼が来ても断っていました。しかし私は疑問に思っており、「いろいろなニーズを拾うべきだ」と主張したのです。

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