「自然と健康」で世界と勝負
価格以外の魅力育てる

<b>1977年京都大学法学部卒業、サントリー(現サントリースピリッツ)入社。2011年サントリー食品インターナショナル専務、2012年に副社長。2016年3月から現職。62歳。</b>(写真=陶山 勉)
1977年京都大学法学部卒業、サントリー(現サントリースピリッツ)入社。2011年サントリー食品インターナショナル専務、2012年に副社長。2016年3月から現職。62歳。(写真=陶山 勉)

 入社後の3年間で営業を経験し、1980年から社内でウイスキー、ビールに次ぐ「三男坊」だった飲料部門のマーケティングに携わりました。「流通革命」が起き、スーパーやコンビニエンスストアが清涼飲料の主戦場になった時期。ブランドを生み育てることの喜びと大変さを強く感じました。

 缶コーヒー「ボス」、果汁飲料「なっちゃん」など多くのヒットが生まれた一方、失敗も数え切れないくらい。それでも、「為さざるの罪」、つまり挑戦こそ不可欠だということは上司から口を酸っぱくして言われましたね。飲料の後は宣伝部門で会社全体の広告戦略などを担当し、洋酒が売れなくなり始めた時代にどうやってウイスキーを売るか、頭を悩ませました。