ビジネスモデル転換急務
手間かかっても社員全力で

<b>[ほりさか・あきひろ]1979年慶応義塾大学経済学部卒、日本国有鉄道入社。87年、西日本旅客鉄道に入社。2012年取締役常務執行役員。鉄道本部営業本部長を経て、2016年6月に現職。61歳。</b>(写真=陶山 勉)
[ほりさか・あきひろ]1979年慶応義塾大学経済学部卒、日本国有鉄道入社。87年、西日本旅客鉄道に入社。2012年取締役常務執行役員。鉄道本部営業本部長を経て、2016年6月に現職。61歳。(写真=陶山 勉)

 今から20年ほど前になりますが、西日本旅客鉄道(JR西日本)の旅行事業で5年間働く機会がありました。旅行窓口の所長も経験し、顧客と接する最前線で働けたことは貴重な経験でした。

 日本旅行の社長の多くは、親会社のJR西日本出身者が務めています。私もその一人ですが、旅行業に携わった経歴を持っていますので、一味違った味を出せるのではないかと思っています。

 直近の2年間は、営業本部長として、北陸新幹線の金沢までの延伸開業や、JR各社と地元の観光業や自治体が協力して実施する「デスティネーションキャンペーン」の企画立案に携わっていました。地域から地域へと、お客様の行き来を促進することを目指してきました。そして観光を中心に、地域を活性化することで、キャンペーンが終わっても、人々に訪れてもらえる魅力のある街となるよう、力を注いできました。

 旅行会社の役割も、地域の良さを引き出して、地元の方に観光ビジネスとして提案することが重要ですから、JRの仕事とも共通点は多くあると思っています。