30代、赤字が続くドイツの販売会社で副社長を務めていた時のこと。会社からクルマで帰宅するまでの記憶を、失ってしまいました。赴任して間もなくで、ドイツ語はおろか英語も満足に話せませんでした。時差もあって勤務時間が長くなりがちで、疲労困憊していたのでしょう。

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日経ビジネス2016年7月11日号 126ページより目次

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