病院よりも在宅ケアの時代 在宅調剤などで貢献する

<span class="title-b">杉浦 克典</span>[ すぎうら・かつのり ]
杉浦 克典[ すぎうら・かつのり ]
1978年生まれ。2001年岐阜薬科大学卒。海外留学、ジョンソン・エンド・ジョンソンを経て、06年スギ薬局(現スギホールディングス)入社。11年スギ薬局常務。17年3月から現職。39歳。(写真=森田 直希)

 幼稚園の卒業アルバムには「将来は薬局をやりたい」と書いていました。スギ薬局を創業し、調剤も行うドラッグストアとして成長させた両親は、私には医師になってほしかったようです。でも、私はそれには従わず、大学受験の際に自ら薬学部への進学を選びました。将来は組織としての薬局経営をやろうと決意したのです。

 卒業後、海外留学を経て外資系企業で3年間勤務しました。外の世界を経験するよう背中を押してくれたのは母です。社会人としての基本姿勢を学んだほか、27歳でスギ薬局に入社した後、企業文化の違いを通して改善点を見つけられるようにもなりました。

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