野菜と寒天をペースト状にして板海苔(のり)のようなシートに成型した「野菜のり」を開発。規格外の野菜を原料に使い、海苔の製造設備を活用するビジネスモデルで成長を目指す。

野菜と寒天が原材料
野菜と寒天を混ぜて、厚さ0.1mmのシート状にする。野菜の風味を残しつつ、板海苔と同じような食感を実現した(写真=松隈 直樹)
生春巻きの皮のように使う(左、PICS提供)。豊富なカラーバリエーションが特徴(右)

 赤や黄、緑など色鮮やかな板海苔(のり)のような形状のシート。それが野菜と寒天を混ぜてペーストにして成型した「野菜のり」という商品だ。縦21mm×幅19mmで厚さは0.1mm。板海苔やライスペーパーのように使え、コメや野菜などを巻いて食べる。

 「これまではフランスやイタリアなど海外からの注文が多かったが、足元では日本の流通大手や食品メーカーと商談が進んでいる。使い方次第で可能性は無限に広がる」。野菜のりの製造・販売を手掛けるアイル(長崎県平戸市)社長の早田圭介氏はこう自信を見せる。