密室などから謎を解いて脱出する体験型の「リアル脱出ゲーム」で若者の支持を拡大している。人気アニメやゲームとの共同企画も数多く展開。新しい分野とのタイアップに向け準備中だ。

人気アニメともコラボ
「名探偵コナン」や「進撃の巨人」など人気アニメとのコラボ企画も多く、原作ファンもうまく取り込んでいる

 公安警察が優秀な一般人の協力者を採用するため、極秘裏に行っている試験。参加者が最終試験に集まると、会場が何者かに乗っ取られてしまう。試験用に用意されていた模擬爆弾は本物とすり替えられ、爆発までのカウントダウンが始まる──。イベント制作を手掛けるSCRAP(スクラップ、東京・渋谷)が開催する「リアル脱出ゲーム」の1シーンだ。

 リアル脱出ゲームは、参加者同士でチームを組み、様々な謎や暗号を解きながら、牢獄や密室から脱出を試みる体験型のゲーム。冒頭のイベントは、人気アニメ「名探偵コナン」とコラボした「公安最終試験からの脱出」だ。

 参加者の多くは20~30代。「見る画面を分担しよう」「この人が怪しい」。会場ではチームの中で、そんな会話が飛び交う。お互いの知恵を合わせたり、作業を分担したりすることで、いかに素早く謎を解いていけるかが脱出成功へのカギになる。テレビゲームでは味わえないリアルな連係プレーや緊張感が魅力だ。