ベンチャー企業を専門とするオフィス移転の支援サービスを手掛ける。大企業とは異なるユニークで多様な要望に応えることで、ベンチャーの成長を支える。
●社食サービス企業、おかんのオフィス。沢木社長(左)とヒトカラメディアの担当者(右)が従業員を巻き込み作り上げた

東京都渋谷区のJR代々木駅近くの雑居ビルに入居する、あるベンチャー企業向けのオフィスはユニークだ。入り口には靴を脱ぐための「たたき」がある。オフィスの真ん中の会議室には古い建具が引き戸として使われ、奥には琉球畳の上にちゃぶ台を置いた団欒スペースも設置されている。
昨年2月、こんなユニークなオフィスに引っ越してきたのが、社食サービスのおかん(東京・渋谷)だ。顧客企業のオフィスに小型冷蔵庫を置き、100~200円でパック詰めの肉じゃがや鯖の塩焼きなどのお総菜、ご飯、野菜ジュースを提供するサービスを展開する。
かゆいところに手が届く工夫
おかんのオフィスの特徴は、ユニークなデザインだけではない。「我々が働きやすいように、かゆいところに手が届くさまざまな工夫がなされている」。おかんの沢木恵太社長はこう語る。
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