40~50代の転職が増えている
●リクルートキャリアを使った転職数の推移 (2009年度を1とした場合)
40~50代の転職が増えている<br /><span>●リクルートキャリアを使った転職数の推移   (2009年度を1とした場合)</span>
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●ハローワークでの「管理的職業」の有効求人数推移
<span>●ハローワークでの「管理的職業」の有効求人数推移</span>
注:2018年は8月末、それ以外は12月末時点
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年齢制限をなくす企業も

 JR東日本が今年、中途採用で「37歳まで」としていた年齢制限を取り払ったのも、「鉄道を起点とした事業から、生活サービスなどへ事業を転換する中で、今いる人材とは違う人材が必要になったから」(中川晴美人事部担当部長)。インドの高速鉄道開業支援や、駅前商業施設「ルミネ」のシンガポール進出などでは、海外で経験を積んだ人材のスキルが必要になる。

 それまでの専門知識を生かせる場は確かに広がっている。例えば金融とITを融合したフィンテック。23年間勤めた日本銀行から昨年、自動家計簿アプリのマネーフォワードに転じた神田潤一さんは「日銀の仕事は自分でなくてもできる。フィンテックで新しいサービスを作る方が面白いと思った」と動機を語る。

 AI(人工知能)を使った融資審査など、金融機関向けのサービスを拡大するマネーフォワードにとって、金融機関の経営や文化を熟知する人材は喉から手が出るほど欲しい。神田さんが心を決めると、転職はすんなり決まった。

マネーフォワードにベテラン金融人材が集まる。左から神田さん、内河さん、家田さん
(写真=3点:竹井 俊晴)

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