ネット通販などの急拡大を背景に、物流施設の建設ラッシュが続いている。人手不足で労働環境の改善は不可避で、駅近の立地とロボットの活用が重要に。ただ、一部の地域では空室率が上昇し始めるなど、バブルの兆しもある。

三井不動産は大阪の街を一望できる屋上テラスを設けた(写真=山田 哲也)
同社のラウンジではピアノの自動演奏が流れる(写真=山田 哲也)

 今年9月、大阪府茨木市に巨大な建造物が姿を現した。地上6階建てで、東京ドーム約5個分に相当する24万m2の延べ床面積を持つ物流センターである。だが、一歩足を踏み入れると、そこには従来のような薄暗い「倉庫」のイメージはない。庫内の作業者が快適に休憩時間などを過ごせるよう、まるでビジネスホテルのような配慮が施設のあちこちに見て取れる。