徳島の大塚グループ、岡山の林原、北海道の加森観光、福井の小野グループ…。戦後70年、大企業の工場や支店と共に、日本の地方を支えたのは紛れもなく戦国武将さながらに全国各地に点在した有力地場企業グループだった。だが、そんな“現代の地方豪族”があまねく栄華を誇ったのも今は昔。急速に進む地方衰退の前に、破綻に至るかつての名士すら出てきた。そんな中、全く新たな地域経済の担い手が出現し、注目を集めている。人呼んで、新・地方豪族「虎」。知られざるその素顔と、破天荒で独自の経営手法をつまびらかにする。