アベノミクス開始後の5年半に株価が10倍以上に大幅上昇した企業が67社ある。約2.2倍の日経平均株価を超えるこれら企業は独自の強みを構築している。コスト競争や人手不足を背景に進む人材ビジネス、先端技術での協業拡大など、日本経済の変化を映す。

<span class="fontBold">RIZAPはフィットネスから事業を拡大し始めている(左写真。円内は瀬戸健社長)、ディップはアイドルを使ったコマーシャルで注目を集めた(上写真。乃木坂46の「パティシエ編CM」)、半導体工場の製造装置の保守管理を担うジャパンマテリアルの田中久男社長(右下)</span>(写真=左下:菊池 一郎、右下:臼井 美喜夫)
RIZAPはフィットネスから事業を拡大し始めている(左写真。円内は瀬戸健社長)、ディップはアイドルを使ったコマーシャルで注目を集めた(上写真。乃木坂46の「パティシエ編CM」)、半導体工場の製造装置の保守管理を担うジャパンマテリアルの田中久男社長(右下)(写真=左下:菊池 一郎、右下:臼井 美喜夫)

 顧客は、企業の商品に何を期待しているのでしょうか。そこを明確にしないと結局間違えてしまう」

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