病院や薬局に薬を届ける医療用医薬品卸大手。東日本大震災時も供給責任を果たしてきた。M&Aを繰り返し、今や47都道府県をカバーし、売上高は3兆円に膨らんだ。薬価政策に左右されにくい収益構造を目指し、新規事業創出に動く。
(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

流通を持つ強みをベンチャー投資に生かす。
トップが律すれば、社員にも思いは伝わる。
問 現在のメディパルホールディングスに至るまで、かなりの数の会社を子会社化してきました。一体、どれくらいの会社が一緒になったんですか。
答 小規模のM&A(合併・買収)も含めると、24社ですかね。三星堂、クラヤ薬品、東京医薬品の医薬品卸3社が合併して今のメディパルホールディングスの原型ができたのが2000年。それ以降ですね。
問 そんなにですか。なぜ、急速に規模を大きくしてきたのですか。
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