“デフレの優等生”として成長を続けてきたが、最近は業績が低迷し、壁にぶつかっている。商品の絞り込みなどの効率化に取り組むも、既存店売上高が低迷。顧客が何を求めているのかを見つめ直し、事業を再構築する。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=加藤 康)
PROFILE
[きたじま・つねよし]1959年埼玉県生まれ。59歳。83年流通経済大学を卒業後、しまむらに入社。2009年5月取締役、12年5月思夢樂股份有限公司董事長、13年常務取締役、15年取締役専務執行役員、17年飾夢楽(上海)商貿有限公司董事長、18年2月しまむら社長に就任。

 問 成長を続けてきましたが、2018年2月期は9期ぶりの減収で、足元でも19年2月期の通期予想を下方修正しました。

 答 確かに“最悪期”みたいなところがありますね。特にレディースが苦しい。今年の夏ごろまで1年以上、『これが売れる』というテーマがありませんでした。最近になって、ようやく良い兆しが見えてきました。調子がいいのはチェック柄のカジュアルシャツなどです。

 問 かつてはトレンドを引っ張る売れ筋商品が毎年出る印象がありました。近年はその力が鈍っているのでしょうか。