首都圏で約400店の中華料理チェーン「日高屋」を展開する。深夜営業、駅前立地、「ちょい飲み」など独自の嗅覚で時代のニーズを捉えてきた。低価格の居酒屋にも参入。巨大な胃袋・東京を徹底攻略する。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=陶山 勉 )
(写真=陶山 勉 )
PROFILE
[かんだ・ただし]1941年埼玉県日高市生まれ。中学卒業後、ラーメン店勤務を経て73年、32歳の時に「来来軒」を開店。78年に有限会社日高商事を設立(83年、株式会社に改組)。98年に、出身地の日高と「気分が高揚する一日」という意味をかけて、ハイデイ日高に社名を変更。翌年、店頭公開し、2006年に東証1部に上場した。02年に100店舗を突破し、現在1都5県に約400店を展開する。19年2月期は16期連続の増収増益を見込む。09年に社長を退任し、現職。

 問 どうやってここまで成功したのか。今日はその秘訣を聞きに来ました。

 答 特別なことは何もしてません。召し上がってもらえば分かりますが、驚くほどおいしいというわけではない。だけど店を出すところは、みんな成功していく。25年ほど前に33億円だった売り上げは、12倍の406億円(2018年2月期)になりました。不思議ですよね。運がいいという面もあります。

 問 1973年に32歳で「来来軒」という名前でラーメン店を大宮(さいたま市大宮区)で創業しました。飲食店に興味があったのですか。

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