50代の改革派社長とタッグを組んで1年。「稼ぐ力という意識が根付いてきた」と手ごたえを感じている。その内に秘める日本のエネルギー改革への思いとは。
(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

問 東京電力ホールディングス(東電)の会長になられる際、引き受けるか悩まれたと聞きましたが。
答 もう年齢を重ねているので大変にちゅうちょしましたが、短い時間ならやれるかな、ということで引き受けました。日本のエネルギー問題というのは、日本の死命を制するぐらいの大問題だと思っていますので。
東電からの申し出が、社外取締役で会長ということだったので、それならできると思ったんですね。新しい社長が出てきて、代表権を持つ執行役社長として前線に立つ。長期的にその方向性が間違えていないかをチェックする。日々の仕事を全部やるなら年齢的にもきついですが、それならできるだろうと、おこがましくも考えたわけです。
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