6期連続で来園者3000万人超えを見込む、レジャーの雄。巨費投資で施設拡張に乗り出す。だが敷地に限界が見えており、「一極集中」の事業モデルは曲がり角を迎えつつある。「夢の国」を守るため「現実」とどう向き合うか。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=稲垣 純也)
PROFILE
[うえにし・きょういちろう]1958年東京都生まれ。80年に中央大学文学部を卒業し、オリエンタルランドに入社。総務や営業などを経て、2003年に取締役総務部長に就任。その後、経営戦略本部長などを経て、09年4月より現職。東京ディズニーランドを立ち上げた加賀見俊夫会長兼CEO(最高経営責任者)と、二人三脚で事業拡大を進めてきた。

 問 1980年代から何十回と遊びに行かせていただいていますが、今夏はこれほどの暑さだと、客足が鈍ったのではないですか。

 答 私どもの事業は、天候に大きく影響を受けます。足元は非常に厳しい環境にあるんですが、それでも今年は東京ディズニーランド開園35周年ということで様々なイベントもあり、多くのお客様が期待してきてくれています。

 問 最近は5期連続で来場者数が3000万人を突破していますが。