米半導体製造装置大手との経営統合白紙から2年。業績は2期連続で最高益を見込む。IoTなど新市場がけん引。「過去のようなシリコンサイクルはなくなった」と語る。人材にも積極投資し、さらなる成長機会をうかがう。
(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

3次元メモリー向け装置はビジネス拡大のチャンス。
白紙になっても、統合準備は有益だった。
問 半導体業界が活況を呈しています。製造装置を手掛ける東京エレクトロンも右肩上がりを続け、2018年3月期の連結純利益は1630億円と2期連続で過去最高を更新する見通しです。なぜこれほど好調なのでしょう。
答 かつては(数年単位で好不況を繰り返す)『シリコンサイクル』に左右されていましたが、今の状況は異なっています。谷は浅くなり、明らかに需要が高まっている。背景には、大きく4つの理由があると見ています。
問 具体的に何になりますか。
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