自身3度目となるロシアW杯では持ち前の勝負強さを発揮し、日本代表をベスト16に導いた。経営するサッカースクール事業を拡大する一方で、投資家としても存在感を高めている。今回のW杯で区切りが付いたと話すが、後進の指導にも意欲を示す。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=新山 貴一)
PROFILE
[ほんだ・けいすけ]1986年6月13日生まれ。大阪府摂津市出身。ガンバ大阪ジュニアユース、星稜高校を経て2005年に名古屋グランパスエイト加入。08年にオランダ1部VVVフェンロへ移籍。チームは2部降格となるが、08~09年シーズンはMVPに輝き、主将として1部復帰に貢献。10年にロシアCSKAモスクワに移籍し、欧州チャンピオンズリーグ8強に進出。14年にイタリアACミランに加入。17年にメキシコCFパチューカに移籍。3大会連続でW杯に出場し、計4得点。

日本人の強さはチームに尽くす「犠牲心」。
ビジネスマンは物事を難しく考えすぎ。

 問 ワールドカップ(W杯)ロシア大会、お疲れさまでした。日本代表は2大会ぶりにベスト16に入り、国全体が盛り上がりました。自身3度目のW杯でしたが、結果をどう受け止めていますか。

 答 グループリーグを突破し、国民の皆さんにプラスになるものを届けられたという手応えや誇りはあります。もともと期待されていませんでしたから。

 ただ、ベスト16ではダメでしょう。ベスト8に進むチャンスはありました。力を出し切ったので悔いはないのですが、(退場者を出して)10人だったコロンビア以外には勝てなかった。選手、サッカー界が結果を冷静に認め、地に足を着けて前に進まないといけません。