「HPのトップになったのは“落とし穴”にはまったようなもの」──。そんな言葉がこぼれるほどタフだった、5年半に及ぶ経営再建の歩みを振り返る。苦い経験から学んだ、「東芝問題」に通じる「3つの教訓」も語った。
(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

再建には長い時間が必要だった。
会社は小さくなっても、イノベーションは続ける。
問 毎年、最低でも1回は来日しているそうですね。
答 ええ。日本のビジネスは我々にとって極めて重要ですので、顧客やパートナー企業、日本法人の社員と直接会って話すことを大切にしています。日本に来る前はシンガポールに2日間寄って、アジア太平洋地域全体のビジネスレビューもしました。
問 トップが現場に出て歩くのは大切なことなのでしょうか。
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