全店を対象とした店舗刷新や4000人分の業務量削減など、大改革を展開している。超低金利、異業種との競合激化……、課題山積の中、フィンテック強化などに力を注ぐ。技術革新を機に変革を一気に進め、新たな銀行像を作れるか。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=的野 弘路)
(写真=的野 弘路)
PROFILE
[くにべ・たけし]1954年、東京都生まれ。76年東京大学経済学部卒業、住友銀行入行。98年北九州支店長、99年企画部部付部長(全国銀行協会会長行室長)、2001年三井住友銀行経営企画部部付部長、大阪駅前法人営業部長、02年財務企画部長、03年執行役員、04年経営企画部長、06年常務執行役員、09年取締役専務執行役員を経て11年4月に頭取。13年度と16年度の2回、全国銀行協会会長を務めた。17年4月から現職。

電子通貨は各社共通のプラットフォーム作るべし。
IT企業、ベンチャーとイノベーション起こす。

 問 3メガバンクグループが業務量削減を打ち出し、注目を集めました。

 答 それぞれ時間軸が違うので単純比較はできませんが、我々は2019年度末までの3年間で4000人分の業務量を削減しようとしています。結果として、効率化で人数が将来的に減ることになるかもしれませんが、それは目的ではありません。やりたいのは、付加価値の高い業務や戦略事業領域に人員をシフトしていくことです。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り4110文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「インタビュー」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。