2018年3月期に28期連続で増収を達成し、売上高が2兆円を超える見込みのNTTデータ。過去12年の間に約6000億円を投じてきた海外M&A(合併・買収)が成長の原動力だ。ただし規模は拡大しても利益貢献は不十分。国内のIT人材不足が深刻化する前に、果実を得られるか。

インドのバンガロールで10月上旬に開かれた戦略会議。海外で買収した子会社の幹部が顔をそろえた
1.業務アウトソーシングを手掛けるインドの拠点
2.社員食堂では、色とりどりのサリーを着た女性が話に花を咲かせる
3.欧州の幹部など約150人が集結した

 ドイツの大手3社には既に食い込んだ。次はトヨタ自動車だ──。

 10月4日と5日、インドのバンガロールで開いたNTTデータの世界戦略会議。国内外の幹部約150人が集まる中、注目を一身に集めた人物がいる。グローバルマーケティング本部長のロブ・ラスムッセン氏。独ダイムラーから受注した、100億円規模のシステム関連プロジェクトを率いる責任者だ。

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