ライドシェア(相乗り)で瞬く間に世界最大手になった米ウーバーテクノロジーズ。トラブル続きで退任した前CEOの後任となる新CEOが企業風土の改革を加速する。新たな社会インフラを提供する企業に変貌を遂げたウーバーが仕掛ける“輸送革命”とは。

米ピッツバーグの開発センターの駐車場に勢ぞろいしたウーバーの自動運転のライドシェア車

 「まるで魔法のじゅうたん」。米サンフランシスコ在住のソフトウエア大手の社員は、米ウーバーテクノロジーズが提供するライドシェア(相乗り)サービスをこう表現してみせる。そして、こう続けた。「今ではウーバーなしの生活は考えられない」

 自家用車を提供する個人と、移動したい個人をスマートフォン(スマホ)のアプリを介してつなぐ、このサービス。相乗りしたい利用者がどこにいようとも、ドライバーが自家用車に乗って短時間で駆けつけ、手ごろな料金で目的地に運んでくれる。