午前6時、人もまばらな都心の繁華街にヒューリックの西浦三郎会長の姿があった。鋭い目つきで古びたオフィスビルをじっくりと見上げる。後日開かれた経営会議。このオフィスビルの買収が議論となると、西浦会長はすかさず切り出した。