ドライブスルー型の支店から、女性行員の“アイドル”グループ活動まで。およそ銀行らしからぬ銀行だ。進めてきたのは徹底した顧客志向。異業種との厳しい競争、人口減を生き抜くためだ。行員の意識改革と従来のイメージにとらわれないサービスで、お堅い銀行の体質を変えてきた。

ドライバーが運転席に座ったままで預金の引き出しなどができる「ドライブスルーながくて出張所」(写真=臼井 喜美夫)

 愛知県長久手市。名古屋市と豊田市に隣接するベッドタウンの幹線道路沿いにちょっと変わったドライブスルー店がある。

 車で乗り付けたドライバーが、窓から顔を出した女性従業員に声をかけた。「振り込みをお願いしたいんだけど、このまま座っていていいですか」

 ファストフードのハンバーガー店かと思わせるここは実は銀行。岐阜県大垣市に本店のある大垣共立銀行の「ドライブスルーながくて出張所」だ。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り5889文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「企業研究」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。