不祥事の時こそ企業の哲学・覚悟を示せ

「特集 謝罪の流儀 2017」(12/18号)

 私もかつて不祥事を経験し、謝罪会見をしたことがある。その際、「最終責任はすべて自分にあり、再発防止に全力を注ぐ」と説明をした。これがどの程度奏功したか分からないが、その後厳しい追及はなかった。2017年は多くの企業で不正が発覚した。しかし、発覚から公表までの遅さやルール順守への意識の低さが目立ち、会見内容は納得できる水準ではなかった。問題をどう改善するのか、根本的な企業の姿勢が示されていない。不祥事の時こそ、企業の哲学や覚悟が知りたい。

山田 英樹(神奈川県、公務員、52歳)