新しい法則は、自分で創る

「特集 『残念な商品』の法則」(12/3号)

 現代はトレンドの流れが速く、過去の法則が将来も通用する確率は高くない。新商品が市場や消費者に受け入れられるかどうかは、各社が様々な切り口から慎重に検討して「これだ!」と思う戦略で攻めるべきだと思う。各社は記事にあるような過去の法則を当然承知しているだろうが、それでも失敗を繰り返すケースがある。それはやむを得ないし、再度深く反省をしたうえで再チャレンジすべきだろう。

 もう一歩踏み込んで考えるなら、新しい法則を自らで創り上げることだ。米国の科学者、アラン・ケイが言っているように「未来を予測する最善の方法は、自分で創り上げることだ」の考えに沿った事業指針や戦略を策定し、賢く物事を進めるべきだろう。あまり過去の法則にこだわる必要はないと考える。

越後 博幸(神奈川県、自営業者、69歳)

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日経ビジネス2018年12月24日・31日号 152ページより目次

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