見て見ぬふりのツケ

「特集 ヤマトの誤算」(5/29号)

 特集のタイトルは「ヤマトの誤算」ではあるが、読んでいくうちに、これは「ヤマト」を「日本」に置き換えても、通用する内容ではないかと思えた。少子高齢化で今、日本の社会保障制度は大変なことになっている。しかし、それは今日突然わいてきたものではなく、ずっと前から兆候はあった。しかも、私たちが普通に考えても予想できることだった。

 国もヤマトも、先を「普通に」見越して、現場の声を普通に聞いて、その都度普通に対処していたらこんなことにはならなかった。気付かなかったのではなく見て見ぬふりをしていたツケが今、回ってきているのである。