デジタル格差による生活格差に危機感
「特集 フィンテックの隠れた主役 『貧テック』って何だ?」(5/7号)
記事に登場したサービスを担う人たちは、いずれも1980年前後生まれ。バブルに酔う大人を見て育ち、その後の不況の波にもまれながら学生時代を過ごし、就職に苦しんだ世代だ。学生時代に「ウィンドウズ95」が発売され、携帯電話を持つようになった世代でもある。そんな彼らがIT技術を生かし、人を救うツールを開発した。
ただし、救えるのはデジタルネーティブの世代が中心だ。自分はツールの開発者と同世代ながら、日進月歩のテクノロジーに年々差を感じる今日このごろだ。デジタル格差が生活格差に直結してしまいそうなことに、言い過ぎかもしれないが恐怖を感じる。自分たちはいつまでデジタル技術を使いこなせるのか。技術の取捨選択を迫られているような気がする。
[コメント投稿]記事対する自分の意見を書き込もう
記事の内容やRaiseの議論に対して、意見や見解をコメントとして書き込むことができます。記事の下部に表示されるコメント欄に書き込むとすぐに自分のコメントが表示されます。コメントに対して「返信」したり、「いいね」したりすることもできます。 詳細を読む