使用済みおむつ、資源になる日は近い

「テクノスコープ おむつからおむつを作る」(3/13号)

 資源回収の日に、家庭から出た古紙・雑紙や段ボールを盗み取る者がいる。記事を読み、可燃ごみと一緒に詰め込まれている「使用済みおむつ」が価値ある資源になる日は遠くないと感じる。

 可燃ごみの日に家庭から出る「おむつ専用ゴミ袋」を見て、量はもちろんだが、分別のきれいさに驚く。可燃ごみ扱いだが、中身はおむつしか入っておらず、ごみ収集日に回収拒否をされないように分別ルールを守る家庭が多いのも特徴だ。

ごみ出しルールも回収ルートもほぼ既存のままでいいのならば、あとは自治体が始める時期だけに思える。特区を設定し、実証実験をやるのも面白そうだ

柿埼 和男(東京都、会社員、54歳)

編集部から

 使用済み紙おむつは、回収時に分別回収がされなくても、家庭内で分別されているケースが多いと思います。使用済みおむつという特性上、自宅で廃棄する際におむつ専用の袋やボックスを設けているケースがほとんどでしょう。おっしゃる通り、ゴミを出す側にとっては、あまり負担無くできそうな気がしています。

 一方で、回収する側にとっては、運送やリサイクルにかかるコストを誰が負担するのかなど、課題は少なくありません。どのような技術もそうですが、やはり技術自体の進化もさることながら、その技術が広く使われるようになるには費用対効果の視点が欠かせません。九州の一部自治体では実証実験が行われており、自治体も動き出しているようです。

/染原 睦美

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