奇才を輩出する高校の秘訣とは

「特集 大事なのは高校」(3/19号)

 私は大学卒だが、自分が高校卒の人と比べて優れているなどと思ったことはない。実際、私の勤務先でも高卒で活躍している人は大勢いる。奇才を輩出した長野県立野沢北高校のケースを読み、「環境説」になるほどと思った。普通の高校生の放課後の過ごし方は、ゲームセンターやカラオケ、スマートフォンなどと画一化されている。

 だが野北では自然しかないために、興味あるものや自身と向き合えたのだろう。これまでは模範解答があってそれを正確に再現できる能力が求められていた。だからコツコツと真面目に教科書を暗記することにたけた人が上に行った。しかし今の時代は教科書に載っていない、答えのない仕事ばかりだ。そこで活躍するのは、「こうでなくてはならない」という頭の固い人ではない。そして、それを生み出すのが良い高校なのかもしれない。

竹内 祐司(愛知県、会社員、55歳)

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