日本の過剰品質、過去の話に

「特集 甦れ!ニッポンの品質」(1/8号)

 特集記事中の「米国自動車初期品質調査」を見て愕然とした。2011年の上位は日本メーカー4社、ドイツ2社であったのが、17年は韓国2社、ドイツ2社、米国2社が日本よりも上位につけている。1990年、コンサルタントとして韓国メーカーへ行ったが、日本を追い越せとの熱気が現場からも伝わってきた。同時期に日本は追いかける立場から、追われる立場に変わり、品質は過剰と言われるようになった。しかし、先の調査結果を見ると、過去の話になったようだ。現場の高いモチベーションを維持し、教育などに投資することに対してトップの関心が薄れてきた結果ではないか。日本も奮起してほしい。

平山 雄彦(神奈川県、元経営コンサルタント、61歳)