来年に控えた米大統領選挙の共和党指名候補争いで、現在トップを独走しているドナルド・トランプ氏は、つい先ごろ「イスラム教徒の米国への入国を完全に禁止する」旨を求める発言をブチ上げた。6月に出馬表明をした折、メキシコ人に対して「強姦犯」という言葉を使った時にも驚いたが、以来、発言はエスカレートし続けている。

 しかも驚くべきことに、トランプ氏が外国人差別や女性蔑視の暴言を繰り出す度に、彼の支持率は、下がるどころかむしろ上昇し続けている。

 メディアは、当初、トランプ氏を「泡沫候補」に近い扱いで記事化していた。なので、問題発言も笑い飛ばされる傾向にあった。