「援助交際」という言葉は当事者が使う隠語で、公式の文書の中では使われないものだと思っていたのだが、昨今では英語圏でも「Enjo kosai」としてそのまま通用するらしい。しかも、英語で使う場合は「児童買春」のニュアンスが濃い。というのも、アニメの影響などもあり、国際社会の一部で日本が「児童買春天国」と見なされていることの影響があるからだという。なるほど。

 私が、このことを知ったきっかけは、オランダ人の国連担当者が、「援助交際」という言葉を使って日本の現状を語ったニュースに触れたからなのだが、事態は混乱している。

 順を追って説明する。報道によれば、国連「子どもの売買、児童売春、児童ポルノ」特別報告者であるマオド・ド・ブーア=ブキッキオ氏は、10月26日、日本記者クラブで記者会見し、日本の子どもがさまざまな形の「性的搾取」の危険にあう可能性があると指摘し、その上で「現在、女子生徒の13%が援助交際をやっていると言われている」と述べたのだそうだ。