民進党の代表選挙は、大方の予想通り、前原誠司氏が勝利した。

 この結果を受けて、現在の民進党に求められているのは、とにかく挙党一致の体制を作り上げることであったはずだ。ところが、前原新執行部は、最初の大仕事である党役員人事で、早くも失態を演じてしまった。

(イラスト=小田嶋 隆)
(イラスト=小田嶋 隆)

 9月4日の日本経済新聞は、《民進党の前原誠司代表は3日、山尾志桜里元政調会長を幹事長に起用するなど新しい執行部人事を固めた。山尾氏は衆院当選2回の43歳。政調会長には衆院当選4回で50歳の階猛元総務政務官を充て、女性や若手の抜てきで清新さをアピールする。──略──》と、報じていた。

 これが翌5日には「党内に山尾幹事長見送り論が噴出」「政治経験の乏しさなどを理由に、再考を求める声が相次いでいる」といった事態に変貌する。

 いったい何があったのだろうか。

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