米国のドナルド・トランプ大統領について、日本のメディアが伝える報道の総量は、北朝鮮関連が一段落して以降、目に見えて減っている。そうでなくても、トランプ氏関連のニュースは、どれもこれも区別がつかないほどよく似ている。同じ話で堂々巡りをしているようにしか見えない。こういう安物のソープオペラじみた報道記事にまっとうな関心を抱き続けることは、率直な話、外国人であるわれわれには、ちょっと難しい。

それでも、時々、思い出したように伝えられてくるニュースは、しかしというべきか、やはりというべきなのか、ひどい出来事ばかりだ。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1072文字 / 全文文字
-
U29対象デビュー割実施中!5/31締切
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員になると…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「小田嶋隆の「pie in the sky」~ 絵に描いた餅べーション」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?