米国のドナルド・トランプ大統領について、日本のメディアが伝える報道の総量は、北朝鮮関連が一段落して以降、目に見えて減っている。そうでなくても、トランプ氏関連のニュースは、どれもこれも区別がつかないほどよく似ている。同じ話で堂々巡りをしているようにしか見えない。こういう安物のソープオペラじみた報道記事にまっとうな関心を抱き続けることは、率直な話、外国人であるわれわれには、ちょっと難しい。

(イラスト=小田嶋 隆)

 それでも、時々、思い出したように伝えられてくるニュースは、しかしというべきか、やはりというべきなのか、ひどい出来事ばかりだ。