毎週のように政権周辺から問題発言が出てくる。「安倍一強体制から来る気のゆるみ」を指摘するムキもあるが、私は必ずしもそう思っていない。

 失言は、考えの浅さや脇の甘さだけが原因で出てくるものではない。乱暴な言葉を発信する側は、それなりの意図と狙いを持っている。

 彼らは「ここまで言って大丈夫なら、次はこんなことを言ってみよう」と、自らの発言の自由度を拡大しにかかっている。そういうものなのだ。

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この記事はシリーズ「小田嶋隆の「pie in the sky」~ 絵に描いた餅べーション」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。