平昌冬季五輪の開幕が目前に迫った2月5日、東京都大田区の町工場が中心となって競技用そりを開発する「下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会(下町PJ)」が、ジャマイカボブスレースケルトン連盟(ジャマイカ連盟)から、今回の五輪で、無償提供を受けていた下町PJのそりを使わないと通告があったと明らかにした。

(イラスト=小田嶋 隆)

 下町PJは、契約中のジャマイカボブスレーチームが平昌五輪で自分たちのそりを使用しなかった場合、ジャマイカ連盟に対し開発・貸与の契約解除と損害賠償請求の法的措置を取ると予告した旨を、自身のホームページ上に公開している。

 その後の報道で判明したところを総合するに、「下町ボブスレー」が五輪直前になって使用中止に追い込まれたのは、必ずしも寝耳に水のできごとだったわけではない。