
ジャーナリスト。1956年生まれ。英エコノミスト誌の元編集長。東京支局長を経験した知日派。『なぜ国家は壊れるのか』(PHP研究所)ではイタリアと日本の類似性などを分析。ドキュメンタリー映画の製作も手掛ける。
「経営目標の実現に向け、多様性をツールに。性別だけの問題ではない」
最近、経営幹部や経営学の専門家が頻繁に口にする言葉がある。それは、「ダイバーシティ(多様性)」だ。多様性がいかにビジネスをより強固にし、成功に導くかを熱弁する。しかし本当にそうなのか、疑問を感じる。
多様性には価値があり、重要だ。しかし大切なことは、この言葉を使う前に、自分たちが「多様性」で何をしたいのかをはっきりさせる必要があるということだ。
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