
「創業家は理念の体現者。
社会に役立つ会社を作る志を皆が持つことが重要」
最近、創業家のあり方を巡る議論が再び熱を帯びている。創業家が現経営陣と対立したり、創業家が社長を務める企業の経営が傾いたりと、いろいろな問題が起きているからだ。
個別の企業のことを言うつもりは毛頭ない。あくまでも私の考え方として聞いていただきたいが、創業家と企業が手を携えてやっていくにはいくつか大事なことがあると思う。
まず最も大事なことは、共に志を持つことだ。私は、1973年に仲間3人と日本電産を創業した。その時から「子供は会社に入れない。後継者にはしない」と宣言した。
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