PROFILE
1947年生まれ。慶応義塾大学卒業後、大和証券に入社。企業の上場や増資を多く担い、2004年社長、11年会長、17年4月から現職。女性活用など、働き方改革でも先鞭をつけた。
(写真=大槻 純一)

「会社による一律の考え方に多様な社員の人生を当てはめる時代ではない」

 医師、日野原重明先生が7月18日、105歳で天寿を全うされた。心からご冥福をお祈りしたい。

 先生は生涯現役を貫かれた。体力的にも精神的にも抜きんでて優れた方だったのは疑いない。訃報に接して、長寿化が進んだ社会においては個人によって最適な生き方、働き方はそれぞれ異なるのだとの思いをいっそう強くした。

 年齢を重ねれば個体差もでてくるし、価値観もそれだけ多様になってくる。定年をはじめとする企業が定めた人事制度は、高度成長期時代に確かに機能してきた。だが、もはや多様な社員の人生を一律の考え方に当てはめる時代ではなくなりつつあるのではないか。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り1071文字 / 全文文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「賢人の警鐘」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。