
1947年京都市生まれ。72年4月、伊藤忠商事入社。93年、ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人へ。ジョンソン・エンド・ジョンソン社長、最高顧問を経て2009年6月からカルビー会長兼CEO。
「仕事は会社との『契約』。『成果』で測り 経営者を選抜する」
今年6月末の株主総会で会長兼CEO(最高経営責任者)を退任すると発表した際、次のCEOを決めていなかったことをずいぶん不審に思われた。
しかし、後任を決めなかったのは、もともと日本の経営トップに後任を決める権限がないからだ。それでも一存で決めているのはおかしい。当社で言えば、社外取締役などで構成するアドバイザリーボードに経営者の人選、報酬といった事項について意見を聞いて決めることとなっており、本来のガバナンス(企業統治)に沿って行動しただけである。
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