政務活動費の不正取得問題から13人の議員が大量辞職した富山市議会。白紙の領収書を使って架空請求したり、領収書の数字を水増ししたりした。議員の倫理とともに議会事務局のチェック体制の甘さも問題視された。

[富山市議会議長] 髙見隆夫氏
1947年生まれ。91年、旧富山市議選に初当選。2005年の市町村合併直前、議会議長を務める。2013年4月、合併後の富山市議選に3選し、現在に至る。旧富山市を含めると通算7期目となる。2016年9月21日、議長に就任。
政務活動費不正の概要
2016年8月、富山市議員の中川勇氏が領収書を偽造して、政務活動費を架空請求したことが発覚。辞職に追い込まれた。その後、ほかの議員の不正が次々と明るみに出て40人の定数に対し12人が辞職。大量辞職を受けて、11月6日に補欠選挙が実施された。だがその2日後にも議員が1人辞職。辞職した議員は13人に上った。

 今回の富山市議員の政務活動費に関する一連の不正取得の事案につきましては、皆様に大変なご迷惑をおかけしており、心よりおわび申し上げます。

 この不正が起きた理由は、やはり議員の緊張感がだんだんと薄れていったことにあると思っています。まじめにやっておられる多くの議員がいる一方で、一部の議員に残念ながらモラルの欠如がありました。