100年を超える歴史を持つ島原鉄道が自主再建を断念した。雲仙・普賢岳噴火災害の復興費用や沿線人口の減少が響いた。支援会社やファンドの資本を受け入れ、経営の立て直しを図る。

[島原鉄道社長]
本田哲士氏

1951年生まれ。長崎県出身。長崎県庁などを経て、2011年6月から現職。島原鉄道は大株主でもあり、補助金などで大きな影響力を持つ長崎県とのパイプを重視し、県庁出身者を代々社長として受け入れてきた。本田氏で連続4人目になる。

SUMMARY

島原鉄道再建の概要

長崎県の島原半島で運行している島原鉄道は、雲仙・普賢岳噴火災害の復興費用に充てた借入金返済や沿線人口の減少による鉄道収入の減少により、累積赤字が大幅に増加。今回、自主再建を断念した。長崎自動車や地域経済活性化支援機構への第三者割当増資で資本を増強することに加え、長崎自動車や機構から経営陣も受け入れる。

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