7月九州北部豪雨のさなか、佐賀県の防災情報共有システムに不具合が発覚。1カ月超の間、政府のシステム「Lアラート」に情報を送信できない状態だったことが分かった。災害時の重要な情報伝達手段であるため、県は再発防止策を徹底する。

[佐賀県 消防防災課 課長]
川内野 修氏

2016年4月から災害情報の収集・判断や災害対策本部の運営などを司る佐賀県消防防災課の課長を務める。同課は、今回不具合が発覚した防災情報共有システムの企画も手掛けており、開発や運用責任も負っている。

SUMMARY

システム不具合の概要

佐賀県が運用する「防災情報共有システム」の一部に不具合が発覚した。国の「Lアラート」経由でデータを送信したはずが、実際は届かず、その結果、ヤフーや個人の携帯電話、報道機関へ災害情報が自動で伝達できない状況が発生した。原因はシステム修正時の手順ミスだった。事態を重く見た佐賀県では、再発防止策を作成し、実行する。

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