8月1日、仮想通貨「ビットコイン」が分裂し、新たに「ビットコインキャッシュ」が誕生した。国内の主要な取引業者を束ねる日本仮想通貨事業者協会は、一時的に入出金を停止。利用者に迷惑をかけたと陳謝する一方、利用者保護のために必要な措置だったと語る。

[日本仮想通貨事業者協会会長]
奥山泰全氏

1971年三重県生まれ。慶応義塾大学商学部卒業後、証券会社などを経て、2006年8月外国為替証拠金取引(FX)などを手掛けるマネーパートナーズ社長に就任。日本仮想通貨事業者協会に設立時から携わり、17年7月会長に就任。

SUMMARY

ビットコイン分裂の概要

ビットコインの取引量が急増し、取引成立に時間がかかっていたことから、ビットコインのネットワークを担う海外の大手事業者が取引を記録するブロックチェーンを分岐させて機能を向上させる方式を主張。8月1日夜に分裂し、ビットコインキャッシュが誕生した。業界団体である日本仮想通貨事業者協会は、2日夕方まで入出金を制限する措置を講じた。

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